「美しい涙を流したい」そんなときに読みたい本。
ごんぎつね/新美南吉
鰻を捕るなどいたずらをして兵十を困らせていた、きつねの「ごん」。
少し経って、ごんは兵十の母が亡くなったことを知ります。
(兵十のお母さんは、死ぬ間際に鰻が食べたいって言って、死んでいったんじゃないだろうか。俺が、いたずらをしたばかりに…)
こう考えたごんは、その日からこっそりと兵十の家に食べ物を届けることにしました…
教科書にも載っていた記憶があります。
幼いながら、ごんの健気さに胸を打たれました。
最後のシーンは言葉にできないほど切ないです。
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